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「幸せを求めると不幸になる」を解決する鍵は「他者との信頼」という研究結果

雑誌

「幸せになりたい」と願うのは当たり前のことですが、不思議なことに、その気持ちが強すぎるとかえって幸せが遠のいてしまうということが、これまで多数の研究で示されています。これを「幸福のパラドックス」と言いますが、例えば「幸せになりたい」と願っていると、逆に今の幸せじゃない部分ばかり目についてしまい、苦しくなるという状態です。

解決のカギは「信頼」

この研究によると、このパラドックスを解決するカギは「信頼」という、ちょっと意外な答えでした。自分自身の幸せを評価するのをやめて、周りの人との「つながり」や「信頼」に目を向けてみることが大切だということです。

誰かを信頼できると、心が楽になります。それは、「この人は裏切るかもしれない」と常に気を張っている状態から解放されるということで、それだけで心はかなり軽くなるものです。その余裕が、結果的に日々の満足感につながっていきます。

面白いことに、逆もまた然りで、自分が幸せを感じている時は、自然と心がオープンになり、普段なら疑ってしまうような相手のことも信じてみようかな、という気持ちになったりします。

つまり、「信頼するから幸せになる」し、「幸せだから人を信頼できる」ということです。

とはいえ、信頼するって難しい…

人を信じるのって、難しい時ありますよね。「信じなきゃ」と思うほど、できなくなったりします。
そんなに気負わず、できる範囲でやってみることが重要かなと思います。まずは1、2を試してみてください。

  1. 「100点満点」じゃなくてOK
    「全部信じるか、一切信じないか」だと、疲れてしまいます。
    「この人は時間に正確だから、待ち合わせは安心」
    「この人は面白い話をしてくれるから、雑談は楽しい」
    のように、いいなと思う部分だけを信頼する「パーツ信頼」で十分です。
  2. 信頼は「お試し」から
    いきなり大事なものを預ける必要はありません。
    「この人にここだけ任せてみよう」と、少しだけお試しで任せてみる感覚です。
    うまくいけばラッキー、くらいに考えておくと気軽に信頼できます。

参考

Travers, M. (2025, August 27). なぜ人は幸せを感じにくいのか? 「見落としがちな鍵」と悪循環を抜け出す方法. Forbes JAPAN.

太田 雄介. (2025). なぜ人は幸せを感じにくいのか?「見落としがちな鍵」と悪循環を抜け出す方法. Facebookグループ「ウェルビーイング」.

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株式会社SciCareer 代表取締役/キャリア×ウェルビーイング コミュニケーター

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