退職が健康に与える影響を調べた研究結果。慶應義塾大学や早稲田大学の研究者が世界35カ国で50~70歳の人を7年弱追跡研究したもので、退職が健康に良い影響を与えることがわかりました。男女ともに、退職は自己評価による健康度の向上と関連しており、特に女性では改善度は男性の2倍だったそうです。また女性では退職が記憶力などの認知機能の上昇や、身体的自立の上昇と関連していました。健康習慣も改善し、運動不足の人の割合が減少し、喫煙者の割合も減少しました。国や退職前の仕事内容にかかわらず、同様の結果が得られたとのことです。
Heterogeneous associations of retirement with health and behaviors: A longitudinal study in 35 countries
先行研究によると、女性は男性よりも退職後に社会的に活発になり、多くの社会活動に参加するようになるとのこと。また仕事のストレスから解放されることも健康度を向上させているようです。退職を社会からのリタイアと考えるのではなく、より幅広い社会との接点を持つ機会だと捉えることで、定年後の人生が心身ともに明るいものになるのではないでしょうか。
【元記事 ITmedia News】
“退職”は健康に良い影響――慶大と早大が研究報告 50歳以上約10万人を対象に調査
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2508/22/news036.html
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