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よい人生への道筋は3つあった。しかも文化の違いを超えて

学術研究・論文

人生の目的に関するブリティッシュコロンビア大学の研究者による論文です。
How sources of purpose predict meaning in life, happiness, and psychological richness, across cultures

人生の目的の16の源泉

世界の4つの文化圏(日本、インド、ポーランド、アメリカ)で1000名以上の参加者の回答から、人生の目的に関連する16の構成要素が、文化の違いを超えて共通していることを発見しました。

「よい人生」につながる3つの道

求める「よい人生」には3つの形があるようです。


1つ目:「意義ある人生への道」 この願いと最も相関が高かったのは「存在意義」。他者に影響を与え、レガシーを残すという価値観です。さらに「忍耐」や「奉仕」とも関係がありました。

2つ目:「幸福な人生への道」 最も高い相関を示したのは「内なる平和」。今あるものに感謝し、変えられないものを受け入れるという考え方。さらに社会に対する「ポジティブな影響」や「身体的健康」、「幸福」そのものも関係がありました。

3つ目:「心理的に豊かな人生への道」 興味深いことに、この道に最も強く相関していたのは「奉仕」でした。国やコミュニティへの貢献です。この結果については、他者に奉仕することで、新しい視点や多様な感情に触れることができ、それが結果として人生を心理的に豊かにするのではないかと考察されています。

一方で、追及すべきではない道も示されています。16の要素の中でたった一つ、「物質的な豊かさ」です。物質的な富を追い求めることで、よい人生の基盤となる人とのつながりや大義への貢献から遠ざかってしまうからです。

大切なのは何らかの目的を持つこと

上に示した16の構成要素と、3つの道筋は、自分自身の人生で何が大切なのかを見つめなおすための羅針盤となるのではないでしょうか。
そのうえで、何か目的を持つこと自体が、よい人生を送るために重要なのだと研究者は結論付けています。ただし物質的な豊かさを除いて。

【Facebookウェルビーイングの投稿】
 世界でも共通の”人生の目的”16種 〜そして、それは有意義な人生、幸せな人生、心理的に豊かな人生に結びつくのか?〜
 https://www.facebook.com/groups/wellbeinginfo/permalink/2051800798963941/

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元Kirin Well-being Design Labのシニアフェロー。長年ウェルビーイングに関する研究を行ってきました。現在は自分の想いや志を実現したいスタートアップへのメンタリング、n=1のインサイトからのアイディエーションを通じて、しあわせな社会のために少しでも役立つことができれば、と考えています。プライベートでは国内・海外の宗教美術を訪ねる旅を続けています。

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