好きを仕事にしたいとか、情熱を持てる仕事を見つけたいとか言いますが、情熱って思ってるほどいいものではないのかもですね。
●情熱のメリット
バース大学などの調査では、94の先行研究を精査したうえで、情熱が多い人ほど仕事や趣味でポジティブな感情を体験しやすく、自己効力感も高かったと結論づけた(※1)。また、297人を対象にした別の調査でも、仕事への情熱を持つ人ほど人生の満足度や幸福感が大きかったと報告されている(※2)。
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●情熱のデメリット
1 「情熱」は、長期的な仕事の生産性を下げる
● 情熱を持って仕事をした日はモチベーションが高まり、そのおかげで生産性が上がる。しかし、その翌日は普段より疲労感が増え、仕事への情熱が下がりやすい。
● いつもと同じ気持ちで仕事をした場合は、その翌日の疲労感は特に上がらず、モチベーションも下がらなかった。
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2 「情熱」が強くなるほど、逆境に弱くなる
仕事に情熱を注ぐことは、長い目で見れば有害な可能性がある。情熱を注ぐ先を仕事だけに求めれば、もし解雇されたり、厳しい評価を受けたりして、仕事で逆境にさらされたときに、ダメージから立ち直りにくくなる
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3 「情熱」は、自分を見る目を曇らせる
● 仕事に情熱的な者は、周囲から「仕事ができる人間だ」と評価されやすい。
● 仕事への情熱が強い者は、自分の仕事ぶりを実際より高く見積もりやすい。
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●情熱のメリットを上手く活用するには?
1 情熱は「自然発生」するものと心得る
2 情熱を機能させるには「好きなもの」よりも「大事なもの」を重視する
参考
鈴木祐 (2025). 仕事熱心な人ほど長期的な生産性が低く逆境にも弱い…近年の研究が明らかにした“情熱”の3つの副作用. PRESIDENT Online.
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