「自分が本当にやりたいことって何だろう」という問いに、日々の暮らしの中で立ち止まる方は少なくないと思います。やりたいことがわからない、あるいはわかっていても踏み出せない、という声は思った以上に多いのだと感じています。
知財図鑑の「欲望ハンタージャーナル」シリーズに、ウェルビーイング学の第一人者、前野隆司教授のインタビューが掲載されています。テーマは「人生100年時代を幸せに生きるには」というもので、キーワードとして浮かび上がってくるのが「やりたいの好循環」という考え方です。
このインタビューが他のウェルビーイング解説記事と異なる点は、「知財図鑑」という知的財産・クリエイティブに関する媒体に掲載されているという文脈にあります。幸せの話を、単なるメンタルヘルスや心理学の領域に閉じ込めるのではなく、「欲望」「やりたい」という人間の創造的なエネルギーと結びつけて語っている点が、とても新鮮に映りました。幸せとは受け取るものではなく、内側から湧き出る「やりたい」というエネルギーが連鎖してつくられるもの、というメッセージが伝わってきます。
「人生100年時代」という言葉は耳慣れてきましたが、ただ長く生きるのではなく、自分が「やりたい」と思えることを積み重ねながら生きていくことが、ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良い状態にあること)の根幹なのではないでしょうか。まったく新しいものを追いかけるのではなく、今の自分の「やりたい」という小さな芽を丁寧に育てることが、好循環ならぬ「幸循環」の入口になるのだと思います。
日常に引き寄せて考えると、「やりたい」の好循環とは決して大げさなものではないかもしれません。朝の散歩で気になった花を写真に撮る、気になった本を一冊手に取る、地域の集まりに顔を出してみる。そういった小さな「やりたい」を積み重ねていくことが、やがて自分らしい幸せのカタチになっていくのだと感じています。
この記事を読んで、「やりたい」に素直でいることが、結局いちばんの幸せへの近道なのかもしれない、と改めて感じましたが、皆さん、いかがでしょうか。
出典・参考文献・参考サイト
「人生100年時代を『幸せ』に生きるには?――ウェルビーイング研究の第一人者・前野隆司に聞く『やりたい』の好循環 ― 【欲望ハンタージャーナル】 #02」知財図鑑
https://chizaizukan.com/pickup/interview/xNXw4ycXecE945uXXbMEG/
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