ウェルビーイング関連情報総合ポータルサイト。ウェルビーイング関連の健康・幸せ・働き方・地域・企業・教育などの最新情報・実践知・研究論文紹介などコツコツ発信中です。
2025.07.29

Well-being指標活用ファシリテーター養成講座

幸せの「ものさし」を使いこなす。デジタル庁「Well-being指標活用ファシリテーター養成講座」の深すぎる魅力

「地域の幸福度を上げたい」「住民の本当のニーズを知りたい」 そう願うとき、私たちはつい「主観」や「経験」だけで語ってしまいがちです。

デジタル庁が提供する「Well-being指標活用ファシリテーター養成講座」は、その熱意に「客観的な根拠(エビデンス)」という強力な武器を授けてくれる場所です。この講座の真の魅力について、私の体験を交えて詳しくお伝えできればと思います。


この講座で得られる「一生モノ」のスキル

この養成講座を修了すると、単なる司会進行役ではない、データと対話を司る専門的なスキルが身につきます。具体的には、以下のような力があなたの武器になります。

  • データを読み解く「翻訳力」
    • LWC指標(幸福度を測る指標)などの複雑な統計データを読み解き、地域や組織の現状を分かりやすく言葉にする力。
  • 「問い」を立てるファシリテーション力
    • データの背景にある「なぜ、人々はそう感じるのか?」という本音を引き出し、建設的な対話を促す技術。
  • 多角的な視点を持つ「客観性」
    • 個人の「思い込み」に頼らず、数十個の客観指標と主観アンケートを組み合わせ、多角的に物事を捉える視点。

個人的には、以下の3つのことを得られたように思います。

1. 「主観」と「客観」をブリッジする、ユニークで土台となるメソッド

あくまで個人的な感想ですが、この講座の最大の魅力は、デジタル庁が膨大な調査に基づき開発した指標を直接学べる点です。単に「幸せですか?」と聞くのではなく、心身の健康や地域の繋がりなど、人々の感じ方(主観)と多角的なデータ(客観)とをどう組み合わせて読み解くか。その科学的なアプローチの知見を学べます。

2. 「対話」を優先順位付けされた「政策」や「アクション」に変える力

「ワークショップをやって楽しかった」で終わらせないのが、この講座のすごさでもあります。政策課題を総花的にあれもこれもとせず、各指標から見えた複数の地域課題を、論拠をもって優先順位する方法を学べます。

3. 同じ志を持つ、全国のプレイヤーとの繋がり

私が1年越しの念願を叶えて受講した際、最も刺激を受けたのは「受講生同士の熱量」でした。全国から集まる自治体職員、民間コンサルタント、NPO運営者など、立場は違えど「Well-beingな社会を作りたい」という志を同じくする仲間とのネットワークは、修了後も大きな財産となります。


私が「1年待ってでも受講したかった」理由

実を言うと、私は2024年にこの講座の申し込みに気づいたときに、すでに申し込みは終わっていて、悔しい思いをしました。しかし、デジタル庁が掲げる「暮らしの解像度を上げる」というコンセプトは、やはりこの講座でしか深く学べないと感じ、1年待ちました。

2025年にようやく受講できた今、断言できるのは「待った甲斐があった」ということです。大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、単なるテクニックではない、これからの日本を支える「新しいOS(考え方)」をインストールしたような感覚です。


2026年度の受講を検討されている方々へ

2025年度の募集はすでに終了していますが、例年通りであれば2026年夏頃に次回のチャンスが訪れます。

この講座は募集開始からほどなくして満員になってしまうのが通例です。もしあなたが「今の活動に、もう一歩深い根拠と推進力が欲しい」と感じているなら、ぜひ来年の夏前からデジタル庁のサイトをこまめにチェックし、受付開始と同時に申し込むことを強くおすすめします。


まとめ:未来を「可視化」するスキルをその手に

Well-beingを測ることは、未来への希望を具体化することだと思います。 地区町村民の誰かの「なんとなくの幸せ」が「確かな実感」へと変わっていくようWell-being指標を読み解いて、ファシリテーションする。そんな素晴らしい挑戦を、ぜひこの講座から始めてみてはいかがでしょうか。

参考出典:Well-Being指標活用ファシリテーター養成講座 募集要項(2025年版)