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月曜日が「ワクワク」になる会社。社員の94%が出社を楽しみにする徳島のねじメーカーに学ぶこと

日々是幸日

「月曜日の朝、出社するのがワクワクして楽しみ」と感じている社員が94%いる会社が、徳島にあります。この数字を目にしたとき、「本当に?」と思わず引き寄せられました。サザエさん症候群なる言葉があるそうで、サザエさんのエンディングが流れるタイミングになると、翌日の月曜のことを想像して、憂鬱な気分になることを言うらしいのですが、それとはまさに真逆の会社です。確かに、月曜日の朝の気持ちは、その職場の健康度を測るシンプルなバロメーターとも言えます。

この会社は徳島県のねじメーカー「西精工株式会社」です。ウェルビーイング学の第一人者前野隆司教授が注目している会社というだけでなく、「日本経営品質賞」や「日本で1番大切にしたい会社大賞」なども受賞する会社です。この会社は今からおよそ30年前、経営の危機に直面したことがあり、その苦境を乗り越えたことが現在の姿につながっているといいます。

何がユニークかというと、「ねじメーカー」という一見地味な製造業の中小企業が、高い社員幸福度を実現しているという点です。ITやコンサルタントなどいわゆる「キラキラ業種」ではなく、金属部品を扱う工場で、社員の9割以上が月曜日の出社をポジティブに感じているというのは、ウェルビーイング経営を語るうえで非常に示唆に富む事例だと思います。特定の業種や企業規模に限らず、働く人の幸せを高めることができる、という大切なメッセージがここにあると感じました。

三島ウェルビーイング協議会の代表として地域企業のウェルビーイング推進に関わるなかで、よく耳にするのが「ウェルビーイングは大企業がやること」、「うちみたいな小さな会社には関係ない」という声です。しかし、この徳島のねじメーカーの事例は、そうした思い込みを力強く覆してくれます。また、実際、ウェルビーイング経営の文脈で言うと、今年のウェルビーイングアワードは、大手企業が名を連ねてきた大きな転換点ですが、昨年以前は、大企業の方よりも、中小企業の方が、ウェルビーイング経営を実践して、従業員が生き生きと働いている企業事例は多かったです。

「月曜日がワクワクするかどうか」というのは、実はシンプルなウェルビーイングのバロメーターだと思います。難しい指標や数値を使わなくても、週明けの朝の気持ちを聞くだけで、その職場の健康度がある程度わかるのではないでしょうか。ウェルビーイング研究において「幸せな組織は生産性も高い」という話は有名ですが、この会社は研究室ではなく実践現場でそれを体現している事例といえます。

94%という数字だけみますと、「本当に?」と思ってしまう方も多いかもしませんが、それは一朝一夕に作れるものではなく、危機を経て積み上げてきた30年分の文化の重みがあります。その第一歩として、西社長は「あいさつ」から始められたそうです。実にシンプルですが、それがここまで発展していくのは実に希望のあることだとも感じました。この事例が示すのは、業種や規模にかかわらず、「働く人の幸せ」を本気で考え続けることで、職場は確かに変わりうるということではないでしょうか。

出典・参考文献・参考サイト

「社員の94%が月曜の出社に『ワクワク』 幸福学の専門家が注目する徳島のねじメーカー 30年前の危機を脱したきっかけは」AERA DIGITAL
https://dot.asahi.com/articles/-/275961?page=1

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父/夫/Webプロデューサー

自宅庭にあるレモングラスのハーブティーとエナジードリンクとプロギング好きの当サイトWebプロデューサーです。幸福学の第一人者、前野隆司教授のVoicyにある「ディープタイムウォークVoicy版」を聞きながら森の中を歩くことにかなり心地良さを感じてます。三島ウェルビーイング協議会/ウェルビーイングプロギング代表。プロギングジャパン認定プロギングリーダー、GLOBIS公認学び放題アンバサダー、デジタル庁 地域幸福度(Well-being)指標活用ファシリテーター、ウェルビーイング ダイアログカード認定ファシリテーター、静岡県三島市在住です。SNS繋がり大歓迎です!

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